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1. はじめに:DualSenseのメンテナンスって必要?
PlayStation 5のDualSenseコントローラーは、次世代のゲーム体験を支える重要なデバイスです。ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーといった革新的な機能を備えたこのコントローラーですが、使い込むうちにボタンの引っかかりやスティックの誤作動など、さまざまな不具合が発生しがちです。そんな時に知っておきたいのが「セルフメンテナンス」。この記事では、初心者でもできるDualSenseのセルフメンテナンス方法を詳しくご紹介します。
2. メンテナンスが必要な理由と症状の例
以下のような症状が見られる場合、メンテナンスのサインです:
- スティックのドリフト(触っていないのにキャラが勝手に動く)
- ボタンの戻りが悪い、反応が遅い
- トリガーの押し込みが重く感じる
- 表面のベタつきや汚れ
- 内部から異音がする
これらの症状を放置しておくと、コントローラーの寿命が縮まるだけでなく、ゲームプレイにも支障をきたします。そこで、定期的なクリーニングや簡単なメンテナンスが効果的なのです。
3. メンテナンスに使うおすすめ用品
セルフメンテナンスには、以下のような道具を揃えておくと便利です。
■ 精密ドライバーセット
- 商品名:VESSEL 精密ドライバーセット TD-56
■ 接点復活剤
- 商品名:KURE(呉工業) 接点復活スプレー 1424

■ アルコール除菌シート・無水エタノール
- 商品名:健栄製薬 無水エタノールP 500ml
■ エアダスター
- 商品名:サンワサプライ エアダスター(逆さ使用OK)CD-ADE4N
- リンク:Amazonで見る

■ 綿棒、マイクロファイバークロス、爪楊枝
- これらは100均でもOK。細かい部分の清掃に最適です。
4. 各パーツのメンテナンス方法
4-1. 表面の汚れ取り
- アルコール除菌シートで外側を優しく拭き取ります。
- ボタン周辺など細かい箇所は綿棒や爪楊枝を活用。
- マイクロファイバークロスで仕上げ拭きすると指紋も取れてきれいに。
4-2. スティックの動作異常(ドリフト)対策
- スティックの根元にエアダスターを吹きかけてゴミやホコリを除去。
- それでも改善しない場合は、接点復活剤を極少量だけスプレーし、数回回すように動かす。
- 分解する場合は精密ドライバーで裏面ネジを外し、丁寧に開けてからスティック部を清掃。
4-3. ボタンの引っかかり対策
- 表面に付着した汚れが原因のことが多いため、綿棒やクロスで丁寧に清掃。
- 接点復活剤を軽く吹きかけると動作が改善する場合も。
4-4. トリガーの調整・補強
- L2/R2ボタンがゆるくなった場合、内部のバネが外れていたり劣化している可能性があります。
- バネの交換や再装着が必要な場合は、分解してバネの位置を調整。
- 交換用のトリガーバネはAmazonなどで販売されています。
5. よくある失敗例と注意点
- 接点復活剤やエタノールを使いすぎる → ショートや樹脂の劣化の原因に
- 無理に分解してツメを折る → ケースが閉まらなくなるリスク
- 静電気対策をせずに作業 → 精密機器にダメージを与える恐れあり
※作業前には必ず電源をオフにし、手をよく乾かすか静電気防止手袋を使いましょう。
6. メンテナンスの頻度と予防的ケアのすすめ
- 月1回程度の表面清掃(アルコールクロス&エアダスター)がおすすめ。
- 年に1〜2回はスティックやトリガー周りを重点的にチェック。
- 使用後はクロスで軽く拭くだけでも劣化防止になります。
7. まとめ:DualSenseを長く快適に使うために
PS5のDualSenseコントローラーは高性能な反面、メンテナンスを怠ると劣化も早まります。ですが、今回紹介したような基本的なセルフメンテナンスを実践することで、動作の安定性を保ち、寿命を大きく延ばすことができます。
定期的な掃除とちょっとしたケアを習慣化して、常に快適なゲームプレイを楽しみましょう。使用するアイテムも手頃で、Amazonや100均で簡単に揃いますので、ぜひこの機会にメンテナンスを始めてみてください!