総合評価 ★★☆☆☆
【個人的な感想です】
クリア時間 | 12時間 |
トロコン時間 | 15時間 |
トロコン難易度 | ★☆☆☆☆ |
満足度 | ★★☆☆☆ |
商品情報
死印
評価コメント
アドベンチャーゲームとしてはいい作品だったのではないかと思う反面、ホラーゲームとしては残念と感じた作品でした。
ホラー要素ではなくグロ要素の方が強く、人を選ぶグラフィックや演出という印象。
戦闘も消去法かつ攻略が全て決められている一本道ゲーです。決して難しくはありません。
ただ、純粋にホラーゲームとして楽しみたい方にはおすすめできません。
評価内容
【個人的な意見です】
1.ストーリー
記憶喪失の主人公が手首にある痣「シルシ」の呪いを解いていくという内容。
体のどこかにシルシがある人は印人(しるしびと)と呼ばれ、時間が経過すると死んでしまうというもの。
舞台である九条館に印人が集まり協力しながら怪異との戦いに挑むミステリー感あふれるストーリーです。
2.システム
ストーリーパート、探索パート、怪異との戦闘パートと別れています。
特に斬新なのは怪異との戦闘です。行動を共にしているパートナーによってイベントが変わります。
特に厄介なのはパートナーによって戦闘の勝敗が決まること。絶対に勝てない場合があり非常にやっかいなシステムです。
3.グラフィック
キャラクターデザイン、怪異のデザイン性は非常に作り込まれておりとてもいいと感じました。
しかし、怪異については体の一部を変形させアンバランスにすることで不安になるようなフォルムで人を選ぶデザインです。
1枚絵はとても美しく非常でグロいという印象を持ちました。
4.操作性
デッドリーチョイスという制限時間付きの選択肢を選ぶ際にボタン操作がしにくいと感じました。
1番は探索パートでの方向の分かりにくさ、進みたい道に行くにはどの方向のボタンを押せばいいのかがとてもストレスを感じました。
ストーリーはサクサクと進む反面、一拍も二拍もおいての操作が多かったので決して操作性がいいとは思えませんでした。
5.達成感
全編プレイしましたが達成感は特に感じる場面はありませんでした。
一本道のストーリーに決められた戦闘、探索もほぼ一本道なので「ただ物語を進めている」感覚でした。
例えるなら拾った漫画を1冊読み切った感じでしょうか。2週目をプレイしようとは思うことはありません。
クリア時間
【実際にプレイしています】
初見プレイ
初代プレイ12時間ほどでクリアすることが出来ました。
難易度の設定はないので大体このくらいの時間でクリアできるのではないでしょうか。
周回プレイ
周回プレイは私自身まだ経験していないので確かなことは言えませんが、イベントスキップや探索パート、怪異との戦闘のルートを把握している場合1、2時間もあればクリアできると予想しています。
トロコンする際のやり直しも比較的楽な部類です。
クリア後要素
【グッドエンドクリア後のみ】
・第6章「雨の赤ずきん」開放
※周回回数がセーブデータに記載されます
トロコンについて
【詳細は別記事にもあります】
トロコン難易度 ★☆☆☆☆
トロコン難易度的にはかなり簡単な部類に入ると思います。
1周目を普通にクリアして2週目で別分岐を回収していく形になりますがトロコンを視野に入れてプレイするならスタートから攻略を見て進める方が効率がいいと思います。
プラチナ取得率
【2021/8/18現在】
プラチナトロフィー取得率21.8%
取得率の低いトロフィー
【2021/8/18現在】
・赤ずきんを破壊(32.2%)
【危険度★★★】赤ずきんが残した復讐の毒に恐怖した。
・ノーマルエンド(35.7%)
【危険度★★★】最後の怪異との対決と、その後の運命に恐怖した。
・ずう先生を破壊(36.8%)
【危険度★★★】怒り狂うずう先生の断末魔に恐怖した。
クリアした感想
【個人的な感想です】
満足度 ★★☆☆☆
このゲームでのよかった部分はグラフィック、ストーリーの進行速度という印象です。
世間での「ホラーゲーム」としての評価は私からしたら低いのではないかと思いますが「アドベンチャーゲーム」としては楽しむことが出来ました。
アップデートで操作性の改善がされるともっと遊びやすくなるのではないかと思いました。
あとがき
私の稚拙なレビューここまで読んで下さりありがとうございます。
アドベンチャーゲームとしては楽しめましたがホラーゲームを求めていた私には残念なタイミングで出会ってしまいました。
賛同してくれる方、気分を害された方もいると思いますが個人の意見として受け止めていただけると幸いです。