今回は「バイオハザードHDリマスター」の評価やレビュー記事になっています!
どうぞ、ごゆっくりお楽しみください!
総合評価
タイトル | バイオハザードHDリマスター |
クリア時間 | 5時間 |
トロコン | 20時間 |
オリジナル版の初代バイオハザードをリマスター化した作品です。主な変更点は一部マップの追加、クリア後のモード追加が大きな変更点として挙げられます。
オリジナル版をそのままリメイクしたのではなく追加マップがあることで評価が分かれる作品です。
バイオハザードの原点といわれている作品なので4~6までのアクション要素強めのバイオハザードが好きだという方は敬遠しがちかな?と思いますが未プレイの方は是非、原点であるこの作品をプレイして楽しんでいただきたいなと思います。
評価内容
ストーリー〇
オリジナル版バイオハザードに忠実なストーリー展開です。一部追加マップがあるため追加されたストーリーもありますがほぼオリジナル版との違いはありません。
最近のリメイク作品はストーリーの内容も大幅に変わっているものも多いのですがバイオハザードHDリマスターはオリジナル版が好きな方も始めてプレイする方も分かりやすく、
「ゾンビだらけの洋館から脱出する」といったシンプルなストーリー展開でシンプルな王道ストーリーになっています。エンディングには数種類用意されておりゲーム内の選択肢や行動で生存や死亡が決まってしまうキャラクターもおり、その展開も楽しむことが出来ます。
システム◎
オリジナル版からのシステムをほぼ引き継いではいるものの追加されていることも多いのでまとめていきます。
【変更点まとめ】
- リアルサバイバル、インビジブルモードの追加
- アレンジモードとオリジナル操作の選択が可能
- フォレストゾンビの追加
- クリムゾンヘッドの追加
- 一部マップとアイテムの追加
が主な追加要素となっています。が一番やっかいなのが通常ゾンビのクリムゾン化だと思います。一度倒したゾンビを一定時間放置しているとクリムゾンヘッドとして蘇るので燃やしてしまうという行動が必要です。
グラフィック〇
グラフィックに関しては文句なしのリマスター版といった感じですが、グラフィックがよくなっている分ラジコン操作がしにくくなっている点とカメラ視点の切り替えが難しくなっていると思います。
敵の動きも滑らかなので「どちらの方向に良ければいいか」の判断に迷って掴まってしまうこともしばしば。もちろんのことケルベロスや動きの速い敵に関しては銃で撃ちづらくなっている印象です。
HDリマスター版をプレイした後にオリジナル版をプレイすると色彩の多さが必ずしも正義ではないのだなと痛感しました。はっきりした色合いや単純な動きの方が視認しやすいのでもちろん回避もしやすくなると思います。
操作性〇
ラジコン操作が苦手でバイオハザードをプレイしてこなかったという人も多いですよね?しかしHDリマスターではラジコン操作はもちろんのことアレンジ操作が選択できるので
アレンジ操作を選択すれば左スティックで操作することが出来るようなります。※アレンジ操作の場合は倒したスティックの方にキャラクターが動くのでラジコン操作が出来なくても簡単に進めることができる仕様です
アイテム入手や使用するときのUIはほぼオリジナル版と同じ操作なので操作性に関してはオリジナル版と比較すると大幅によくなったと思います。
ただカメラワークが非常によくない部分が多いのでアレンジ操作とオリジナル操作を織り交ぜてプレイするのが一番なのではないかなと思います。(経験談)
達成感◎
バイオハザードHDリマスターはオートセーブやコンテニュー機能がないので(セーブするにはインクリボンを使用しなければならない)ので、
死んだときのやり直し個所によっては絶望感を感じたりと最近のゲームにはない緊張感を感じることが出来ると思います。その分、クリアした時の達成感は多く味わえるのではないでしょうか。
特に全員生存エンディングを目指す場合のラスボスはどのボスよりも当たり判定が不明で強いのでその点も考えると大きな達成感が得られると思います。
クリア時間
クリア時間は初見プレイで10時間もかからないと思います。がその点に関してはオリジナル版をプレイしているか、その他のバイオハザードシリーズをプレイしているかによって大きく変わってきます。
オリジナル版をプレイしている場合だと数時間でクリア出来ますが、していない場合は10時間ほどかかってしまうかもしれません。
バイオハザード4~6のアクション要素強めのシリーズをプレイしている場合でも10時間はかかると思います。
バイオハザード1~3は謎解き要素がメインなので経験者か未経験者か、ジル編かクリス編かでクリア時間は大きく変わってくるので参考までに。
トロコンについて
バイオハザードHDリマスターのトロコンの難易度は周回が必要となります。中でもリアルサバイバルとインビジブルの2つのモードが鬼門になるのではないでしょうか。
【リアルサバイバル】
・無限武器不可、自動照準無し、難易度ハード固定、アイテムボックス間の繋がり無し
【インビジブル】
・無限武器不可、自動照準無し、敵が全て透明
となっているので手慣れた方ではないと難しいと思います。その他のノーセーブやナイフ縛りと普通にクリアできたとしても難しい条件のトロフィーが多く感じました。
ゲーム難易度
ゲーム全体の難易度としては高めだと思います。バイオハザード1~3までの経験者であれば特に苦も無く進められると思いますがシリーズ通して完全初見の場合やアクション要素高めのシリーズのみしかプレイしたことない方にとっては難易度は高めです。
謎解きメインのバイオハザードはマップの把握をしつつ最短ルートを進み、倒しておくべき敵を排除しておくことがクリアのコツとしてあげられることが多いので初見プレイ時はやはり迷子になったり敵の排除に手間取ったりとするのではないでしょうか。
オートセーブ機能やコンテニュー機能がないのもあって全体的な難易度は高めだと思います。※個人的な感想です
クリアした感想
オリジナル版を何十週もしていた私にとってはこのリマスター版はとても楽しむことが出来ました。マップの追加やクリムゾンヘッドの追加など酷評する方もいるとは思いますが、
オリジナル版のアップデートの感じと捉えてもらうといいかと思います。もちろん初見プレイでもやりごたえもあり、楽しめる作品だと強くおすすめしたいです。
私は謎解きメインのバイオハザードが大好きなのでもうマップ無しでも洋館から研究所までを最短ルートで周回できるようになりましたがクリアタイム自己ベストは2時間20分なのでまだまだ精進していきたいと思っています。
バイオハザードHDリマスター発売されてから今でも、そしてこれからも楽しませていただきます。