今回は「バイオハザードRE:2」の評価やレビュー記事になっています!
どうぞ、ごゆっくりお楽しみください!
総合評価
タイトル | バイオハザードRE:2 |
クリア時間 | 15時間 |
トロコン | 20時間 |
オリジナル版のバイオハザード2をプレイしていたのでRE2は正直、不安でしたがオリジナル版に負けず劣らずでPS4やCAPCOMを代表する神タイトルだと思います。
ストーリーも忠実に再現されているので違和感なく進めることができますが、警察署内のマップが大幅に変更されています。(当たり前ですが)このマップ変更でオリジナル版での探索の複雑さが緩和されている印象です。
RE2はゾンビを倒すのではなく避けていくことが前提とされているので(弾数が少ない・敵が固い)安全地帯を作って探索する機会が少なく、緊張感を持ってプレイすることが出来ます。
評価内容
ストーリー◎
オリジナル版を忠実に再現した上に細かい部分を追加したシナリオ構成になっています。クレア編の場合はシェリーパート、レオン編はエイダパートがあるのですが、
オリジナル版では主人公が取りに行けないアイテムを代わりに回収してくる内容でした。RE2ではその中にもストーリーが追加されています。
剥製好きの警察署署長の描写も詳しくなっていてオリジナル版をプレイしたことのある方にとっては「ああ、署長そういう人だったんですね。」と思えるシナリオです。
ストーリーの大筋は変わっていないのでオリジナル版がさらに詳しく細かいストーリーになっていると思っていいと思います。
システム〇
オリジナル版はエイムが必要なかったのですがRE2はエイムが必要になります。照準を出していって時間経過すると(数秒)レティクルが縮小して攻撃力が増すシステムです。
謎解き要素はほとんどなくオリジナル版寄りの謎解きを求めている方ははっきり言って物足りないと思います。(私がそうでした)
ですがその分敵の強度や、警察署内を追いかけてくるタイラントから逃げながら探索しなければならないので判断力や最適ルート構築が重要になっているのが面白いポイントです◎
RE2ではオリジナル版での最強武器ボウガンのかわりにスパークショット、レオン編では火炎放射器が追加されています。その他に手榴弾、閃光弾がありRE2では投擲武器が強くなっています。
グラフィック◎
警察署内の作り込みが印象的です。細かい部分まで高グラフィックで作りこまれているにもかかわらずどこかオリジナル版を思い出させる作りになっています。
キャラクターにはフェイスモデルが存在し、実在している人の顔から作られているので表情が豊かなのオリジナル版よりも感情移入が出来ると思います。
RE2は通常版とZ版があり、グロテスクな表現が苦手な方には通常版を、グロテスクな表現を楽しみたいという方にはZ版をおすすめします。
私自身はゲーム配信をすることがあるので通常版を選びましたが動画サイトでZ版を見たところ、ゾンビに噛まれるシーン、ゲームオーバーのモーション、イベントシーンなどで違いがあるのでお好みで。
操作性〇
操作性に関して気になるのはオリジナル版の操作を引き継いでいるのかということだと思いますが安心してください。ラジコン操作ではなくスティックで操作できます。
エイム感度はオプションで設定できますが少し遅めだと感じました。レティクルの色も変更できるので(デフォルトは白)自分の見やすい色に変更して遊ぶことが出来ます。
そして全体的なスピードですがよくあるTPSよりもかなりもっさりしています。走って逃げたいのに足が遅くてゾンビに掴まってしまうことやリッカーから背中を狙われる、ケルベロスのスピードについていけません。※個人的な感想です
ですが、歩きながらエイムできたりクイックターンが早いので操作性に関してはスピード感以外はストレスを感じることはないと思います。
達成感◎
レオン・クレア各2シナリオをクリアしただけでも達成感は得られるのですが、どうしてS評価なのかというと高難易度(ハードコア)でSランクをクリアすることで入手できるロケットランチャーを入手するまでが本編だと思っているのでこの評価になりました。
他にも豆腐やハンク、無料DLCもやり込み甲斐のあるミニゲームなのですがこのハードコアでのSランクが非常に難しいと思います。※あくまでも私の意見です
ここだけの話、無限武器はPSストアで購入することも可能なのですが出来たら自分の力でやり遂げてほしいと思います。
ゲーム自体のボリュームがあるのでやり込む前におなか一杯になってしまうかもしれせんが2週目以降は1シナリオはさほど長くないので忘れたころに遊んでいるといつの間にかやり込み初めている感じになります。
クリア時間
バイオハザードRE2の初見クリア時間はクレア1st+レオン2nd合計で12時間程度です。1stシナリオと2ndを一度クリアしてからのレオン1st+クレア2ndは3時間程度でクリア出来ました。
レオン編とクレア編の違いはあまりないので1回1stと2ndをクリアしてしまえば当たり前ですがクリアタイムは早くなっていきます。
クレアとレオンの違いはクレア編はシェリー、レオン編はエイダパートがあるということと、ラスボスの違い、謎解きの内容が違うといったものなので実質2週目をプレイするのと変わらないと感じました。
※ハンクや豆腐のミニゲームを含まないストーリーのクリア時間です
トロコンについて
トロコンに関しては比較的簡単になっていますが鬼門と言えばハードコアのSランククリアだと思います。普通に考えたらSランククリアのハードコアは難しいと感じますがRE2に関しては救済措置として(?)
ハードコアSランクでしか入手できない無限ロケットランチャーをPSストアにて500円で購入することが出来ます。※他のクリアアイテムを含む500円
なのでPSストアで購入した無限ロケランを持ってハードコアSランクやその他収集アイテムを回収することが出来るのでトロコンは比較的簡単だと思います。
※1シナリオ1時間ほどでクリアできるので時間効率的にも◎
ゲーム難易度
オリジナル版のバイオハザード2とは違い、RE2は敵が固く全滅させようとすると弾不足になることと思います。操作性はアレンジ操作からスティック操作になっているので◎
私自身がプレイした感じではエイム初心者の方には間違いなく難しいと思いますし、FPSが好きな方にとっては簡単な部類に入ると思います。
※難しい方向けの難易度「ASSISTED」は照準を自動で合わせてくれるのでASSISTEDであればエイム力に関してはカバーできる範囲だと思います。
一定のストーリーを超えると常にタイラントから追われることになるので恐怖感も強いのでホラーゲームが苦手な方にはハードルが高いのではないでしょうか。
クリアした感想
はじめはオリジナル版との違いに戸惑いましたが結果としては神タイトルだと思いました。オリジナル版ではなかった「常に追いかけてくるタイラント」や強くなったリッカーに胸熱、エイダやシェリーの操作を出来ることにも感動、キャラクターが美しいのでバイオファンとしてはそれだけでもプレイしてよかったと思っています。※特にエイダ
今回はメインストーリーに関しての評価とレビューになりましたがハンクや豆腐のやりごたえもあったし、無料DLCのキャラクター達も「ええ!この人を操作できるの!?」といった感じでした。
RE3が発売されているのでもうDLCはこないと思いますが、定期的に警察署内を走り回りたくなるので今でも定期的にプレイしているくらい中毒性があるタイトルです。
バイオハザードRE2楽しませていただきました。